靴用脱臭METAC

竹活性炭の脱臭性能について説明する前に『消臭』と『脱臭』について考えてみたいと思います。
臭気対策でのこれら二つの方法の違いは、
消臭』=『臭いを消す』、『脱臭』=『臭いを脱ぎとる』 と大きく異なります。


消臭と脱臭の比較表
消臭』とは臭気成分を、化学物質を利用し「臭わなくする」方法です。
  • プラズマによる方法はオゾンという強力な酸化剤を発生させ、臭気成分を分解するモノです。
    人体には「抗酸化」を謳われているこの現代に対し、居住空間にオゾンを大量発生させるのは如何なものでしょうか。
  • 薬品や芳香剤を空気中に噴霧や、蒸発させ臭気成分と化学反応させ一時的に対処する方法が多用されています。


  • 『オゾン』『分解された成分』『薬品の成分』『蒸発した成分』『薬品・蒸発した成分との化合物』これらの化学物質は間違いなく呼吸と共に人体に入り込みます。

    そうした空間では化学物質過敏症の方はひどい時には呼吸が困難になるほど辛いと伺いました。
    今は健康な赤ちゃんやお子さん、ご自身にも突然アレルギー反応は現れかねません。

    全てを脱臭にしなくとも、可能なところから『脱臭』という方法に変えてみませんか。
    実際の吸着能力を検証しましょう。
    「イソ吉草酸」は、汗に含まれる皮脂を常在菌が分解して出来る臭いの成分です。

    竹活性炭の脱臭データ
    図から分かるように、イソ吉草酸を短時間のうちに吸着してしまいます。

    30リットルの容器に16.5ppm(現実的にはあり得ない濃度) のイソ吉草酸を充填し、0.047gの竹活性炭を放り込んだのちの除去曲線です。

    30分ほどでほとんどのイソ吉草酸が吸着されます。

    本商品は「脱臭METAC」で15~20g、「激臭用」で60gです。
    圧倒的なパワーを感じて頂けると思います。
    竹は他の植物と違いカリウムを吸い上げて成長する為、アルカリ性のカリウムを豊富に蓄えています。

    • では竹炭で、臭い成分のイソ吉草酸を中和する効果は得られないのでしょうか。
    • 竹炭では得られません。
      竹活性炭だから効果があるのです。

    カリウム放出速度とPH変化
    炭(炭素)は疎水性です。カリウムは親水性ですが、炭素により阻まれてしまいます。

    一方、活性炭になると細かい孔が空くことと、賦活を行うことで官能基が付くことにより、親油性であり親水性でもあります。
    炭素に囲まれていたカリウムが、細かい孔が空いたことにより表面に出てきます。
    表面に出てきたカリウムに直接イソ吉草酸が添着し『中和』の効果が発揮されます。
    炭や備長炭に除湿性能があると言われますが、実際はほとんどありません。

    調湿剤 水蒸気吸着等温線
    竹活性炭は相対湿度60~80%の間で1㎏当たり 320gの水蒸気を吸着する事ができます。
    竹炭は20g程度です。
    50%湿度で保管しておいた竹活性炭と竹炭が湿度70%の中に入れられた時の吸湿量は、360 mg/g、25 mg/g、です。14倍以上の差があります!

    また、吸着だけでなく、放出も大きく違います。
    グラフ内の白抜きの「○」「△」が放出時のラインです。

    竹炭は吸湿しても周囲の湿度が下がると保持することがほぼ出来ずに放出してしまいます。
    炭が効かないと感じられる理由はここにあります。

    一方、竹活性炭は周辺湿度が57%を切るまで吸った蒸気を保持してくれます。

    この効果により「静菌」をし、翌日靴を履いた際にさらっとした履き心地を実感頂けます。


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